院長 丹羽 克樹
(にわ かつき)

ご挨拶

はじめまして。2023年2月、狭山ヶ丘駅東口近くに耳鼻咽喉科クリニックを開業することになりました丹羽克樹(にわかつき)と申します。所沢市は、出身地である愛知県岡崎市から防衛医科大学校に入学するために出てきて以来、第二の故郷と言えるぐらい思い入れのある地域です。そんな地域で開業できたことを本当に嬉しく思います。地域の皆様が安心して頼っていただけるクリニックを目指して努めて参ります。

施設は約90坪あり、耳鼻咽喉科クリニックとしては広めで、時代の変化に柔軟に対応できるようゆったりとした設計としています。これは患者さんだけでなく働く職員にとっても感染対策の面からとても有用と考えております。また、急速に進むデジタル化にも対応しておりますが、全ては“患者さんのニーズを漏らさず受け止める”ためのものであり、決して冷たい印象のデジタル化ではありません。自動化できる部分は積極的に自動化し、職員と患者さんのコミュニケーションに時間的資源を集中することができるようになります。ぜひ、新しい時代にも対応していくクリニックを体験していただけたらと思います。

最後になりますが、患者さんが何を求めているのかをしっかりと汲み取り、必要な検査のみ実施し、必要な治療や情報を提供する、という初心を忘れずに地域医療に貢献していけたら幸いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。

院長経歴

2005年3月
防衛医科大学校医学部医学科卒業

2005年4月
陸上自衛隊入隊、防衛医科大学校耳鼻咽喉科学講座入局

2005年6月
陸上自衛隊幹部候補生学校(前川原)卒業、初期研修医開始

2007年8月
北部方面衛生隊(真駒内)、自衛隊札幌病院耳鼻咽喉科(南平岸)

この間、耳鼻咽喉科麻生病院にて研修
2009年8月
後期研修医開始(防衛医科大学校病院、自衛隊中央病院、さいたま市立病院)

漢方薬を用いた難聴治療に関する研究を実施
2011年8月
開発実験団部隊医学実験隊研究員(三宿)

衝撃波による脳や聴覚機能への影響に関する研究を実施
2012年10月
防衛医科大学校大学院(解剖学教室)

大脳辺縁系のスペシャリストである解剖学教授の下で、耳鳴や難聴が脳に与える影響について研究を実施し、学位論文の主要テーマとした。その間、耳鼻科関連の学会だけではなく、解剖学会、神経科学会などの基礎医学系の学会でも発表。米国の学会(ARO;Association for research in Otolaryngologyで2014年(ボルティモア)ポスター発表、2016年(サンディエゴ)には口演発表。2017年には米海軍ニュー山王ホテルで実施された第1回日米爆傷フォーラムにて口演発表。同年に実施された日本耳科学会には、研究内容をポスター発表し、初代優秀ポスター賞を受賞。
2016年10月
第11旅団医務官兼自衛隊札幌病院耳鼻咽喉科医官(真駒内)

2017年10月
自衛隊中央病院耳鼻咽喉科医官(三宿)

兼務のKKR三宿病院では、補聴器外来を担当
2019年8月
第15旅団宮古警備隊医官(宮古島)

初代宮古島駐屯地医官として、医務室立ち上げに従事。また新型コロナ感染症のまん延に対して島内施設への災害派遣、駐屯地内での職域接種の推進などを主導。離島という特性上極めて重要な島内で勤務する自衛隊員の健康管理を主任務としながらも、幹部自衛官として様々な任務に従事。 耳鼻咽喉科医としては、沖縄県立宮古病院耳鼻咽喉科にて兼業。琉球大学及び宮崎大学耳鼻咽喉科学教室の心強いバックアップを得て、沖縄離島初の「難聴・補聴器外来」立ち上げ。
2022年9月
陸上自衛隊 退官


2023年2月
狭山ヶ丘駅前耳鼻咽喉科アレルギー科 開院

資格・所属学会

  • 耳鼻咽喉科専門医
  • めまい相談医
  • 補聴器相談医・補聴器適合判定医
  • 身体障害者福祉法第15条指定医(聴覚・平衡機能障害)
  • 難病指定医
  • 医学博士
  • 日本耳鼻咽喉科学会
  • 日本耳科学会
  • 日本めまい平衡医学会
  • 日本聴覚医学会